飲食店の売上があるのに利益が残らない理由|FL比率改善で大阪の個人店を立て直す

「売上は月200万あるのに、月末には手元に10万しか残っていない」——そんな状況に悩む大阪の飲食店オーナーは少なくありません。この記事では、なぜ売上があっても利益が残らないのか、その根本原因と具体的な改善ステップを数字で解説します。

この記事でわかること

  • 飲食店の利益が残らない最大の原因:FL比率とは何か
  • FL比率の目安と、改善に向けた具体的な数値管理の方法
  • 初期費用ゼロ・完全成果報酬型のびあらばサポートの概要
目次

飲食店で利益が残らない原因:FL比率とは何か

FL比率(エフエル比率)とは、売上に占める「Food(食材原価)」と「Labor(人件費)」の合計割合のことです。飲食業では、このFL比率が収益性を左右する最重要指標とされています。

一般的に健全とされるFL比率の目安は55〜60%以下です。例えば月商200万円の場合、FL合計で110万〜120万円以内に収めることが求められます。しかし、大阪の個人飲食店では70%を超えているケースも珍しくありません。

FL比率月商200万円の場合営業利益の目安
50%FL合計100万円高収益(家賃・光熱費込みで30〜40万残る可能性)
60%FL合計120万円標準的(家賃・光熱費で赤字になるリスクあり)
70%以上FL合計140万円以上赤字・手元資金ゼロになりやすい

原価率(F)が高くなる3つの理由

食材原価(F)が売上の35%を超えてくると要注意です。原価が上がりやすい主な原因は以下の3つです。

  1. 仕入れ量の誤差:発注量が多すぎてロスが発生している。特に生鮮食材は週次でロス率を把握することが重要です。
  2. メニュー原価の未管理:各メニューの原価率を計算せずに値付けしている。売れ筋商品が実は高原価だったというケースが頻発します。
  3. 仕入れ先の固定化:同じ業者から何年も仕入れ続け、相場変動を反映していない。年に1回は相見積もりをとることで10〜15%のコスト削減につながることもあります。

人件費(L)を抑えながらも現場が回る仕組みづくり

人件費の目安は売上の25〜30%です。ここを超えると、他の固定費(家賃・光熱費)を賄う余地がなくなります。人件費削減で陥りがちな誤りは「単純に人を減らす」ことです。スタッフを減らすと現場が回らなくなり、オーナーが現場に縛られる悪循環に陥ります。

改善の方向性は「同じ人数でも生産性を上げる」です。具体的には:

  • ピークタイムだけに集中したシフト設計:閑散時間帯はオーナー1名で対応できるよう、仕込み・業務を再設計する
  • マニュアル整備によるトレーニング時間短縮:新人の即戦力化で無駄なシフト時間を減らす
  • 券売機・セルフオーダー導入:ホール業務の負荷を下げ、少人数で回せる体制に移行する

FL比率改善の実践ステップ:数字から始める経営改善

改善は「見える化」から始まります。以下のステップで取り組むことで、3〜6か月でFL比率を5〜10ポイント改善できるケースがあります。

  1. 現在のFL比率を計算する:先月の食材仕入れ総額 ÷ 先月の売上 = F比率。人件費総額 ÷ 売上 = L比率。2つを足したものがFL比率です。
  2. メニュー別原価率一覧を作る:全メニューの原価(材料費 ÷ 販売価格)を表にする。原価率30%超のメニューは値上げまたはレシピ見直しの候補です。
  3. ロス率を週次で追う:毎週月曜に前週の廃棄量を記録するだけで意識が変わります。月に1回の確認では改善が遅れます。
  4. 人件費の時間帯別分析:POSや売上データと照合して、売上の少ない時間帯にスタッフが多く入っていないか確認します。

びあらばの飲食店運営支援:初期費用ゼロ・成果報酬型

びあらばは大阪を拠点に、飲食店の経営改善を初期費用ゼロ・完全成果報酬型で支援しています。コンサルティング料を先払いする必要はなく、利益が出たときにその一部をびあらばとシェアする仕組みです。赤字の間はびあらばへの支払いが発生しないため、オーナーにとって金銭的なリスクがありません。

支援内容は売上分析・FL比率の数値管理・メニュー原価の見直し・シフト設計・SNS集客など多岐にわたります。「コンサル費用が払えない」「以前のコンサルに失望した」という関西エリアの個人飲食店オーナーから相談が多く届いています。

Q. 飲食店のFL比率の目安はいくつですか?

FL比率(食材原価+人件費の売上比率)の目安は55〜60%以下とされています。原価率(F)は28〜32%、人件費比率(L)は25〜30%が一般的な目標値です。業態によって異なり、ラーメン店・丼店などは原価率が低い一方、イタリアンや居酒屋は原価率が高くなりやすい傾向があります。

Q. FL比率を下げるにはどこから手をつければいいですか?

まず「現在のFL比率の計算」から始めてください。多くの店が正確な数字を把握していないまま経営しています。計算したら、F(原価)とL(人件費)のどちらが高いかを特定し、高い方を集中改善します。F比率が高ければメニュー別原価表の作成とロス管理、L比率が高ければシフト見直しが最初のアクションです。

Q. びあらばの運営支援は大阪以外でも対応していますか?

主に大阪・関西エリアの飲食店を対象としています。オンライン相談も対応しており、まずは無料の現状ヒアリングから始めることができます。初期費用は一切かかりません。

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この記事を書いた人

株式会社びあらば 代表取締役。
大阪・天六でシェアレストラン「COROCORO」を運営。
飲食店オーナーとしての実体験と、飲食業界向けSaaS・採用支援の営業経験を活かし、
「開業」「拡大」「採用」に悩む飲食事業者の意思決定支援を行っている。

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